全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2012年10月12日金曜日

奥羽本線 峠駅

奥羽本線の福島から山形にかけての山越え路線は4連続スイッチバック駅があることで有名です。
手前側から赤岩、板谷、峠、大沢と続きます。
その中で特に印象的な駅が峠の力餅で有名な峠駅です。

83.5.3 山形県 峠駅
そのものズバリな駅名。
83.5.3 山形県 峠駅
こちらが駅前?風景です。
駅前はこの写真手前に線路があって通せんぼになっています。
煉瓦造りの油庫が歴史を感じさせます。

83.5.3 山形県 峠駅
あまりに雪深いので駅部分以外はスノーシェッドの中に全て収まっています。

83.5.3 山形県 峠駅
上り福島行列車がバックで駅構内に入線してきます。
当時はまだ古い茶色の客車が主力でした。
連休のためかかなりな乗客が待っています。

83.5.3 山形県 峠駅
ゆっくりとホームに入ってくるところを振り向いて撮りました。
機関車と客車の間の踏切が駅への唯一のアプローチ道路です。

83.5.3 山形県 峠駅
列車が到着しました。
この区間のために作られた電気機関車が牽引します。
有名な峠の力餅の売り子さんの声がこだまします。

88.6.18 山形県 峠駅
こちらは5年後に再訪したときの峠駅です。
やはり何もない駅なのに結構な乗客が降りてきました。

83.5.3 山形県 峠駅
駅前にはこの奥の秘湯、滑川温泉の案内所とこの右手にある峠の力餅屋さんしか建物はありませんでした。




2 件のコメント:

  1. こんにちは。3枚目の写真、今はホームが建っている置かれているあたりでしょうか。本数の割に立派な駅で、いかにも国鉄の昔のローカル駅という雰囲気ですね。この8年後にミニ新幹線と近郊型電車が通るとは誰が想像できたでしょう。
    このころはまだ茶色の旧型客車が主力だったとのことですが、80年生まれの私の覚えているのは50系レッドトレインだけ。かすかに記憶に残る旧型も青ばかりでした。東北地方では、85年の改正で旧型客車が運用から外れたそうです。廃止まであと2年、最後の活躍をしていたころですね。

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  2. Kykさん、こんにちは。
    4つのスイッチバック、その後に新幹線が通る道になろうとは当時は想像もしませんでした。
    現在の駅は確かに写真の奥の方に移動していますね。
    客車列車最後はレッドトレインの二両編成が殆どだったと思います。
    そのぐらいの輸送需要しか無かったのですね。

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