全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2014年7月29日火曜日

唐戸の秋田商会ビル

山口県下関市唐戸の秋田商会ビルは以前から見てみたい建物でしたが、今回念願叶って見ることができました。


14.7.26 山口県 唐戸

建物外観です。
隣の郵便局も歴史的な建造物です。

14.7.26 山口県 唐戸

正面を下から見た雰囲気です。
この建物はプロの建築家の設計ではなく、オーナーの秋田氏自ら設計した、いわば『アマチュア建築』ですが、見所のいっぱいある建物です。

14.7.26 山口県 唐戸

有名な建物ですし、これを読んで頂ければ余計な説明はあまり要りませんね。

14.7.26 山口県 唐戸

一階は銀行とよく似た造りになっています。
露出した梁の処理もなかなか工夫されています。

一階の時計
一階奥にある時計です。


二階居室

二階、三階は意外なことに完全な和風の設えになっています。
オーナー家族がこちらで暮らしていたそうです。

二階廊下
廊下の様子です。

二階廊下


二階から三階に上がる階段付近です。

3階へ

その階段を上ると大広間が見えます。

3階大広間

三階はフレキシブルな対応ができる大広間になっていました。

外せる柱

画面左右の柱は必要に応じて抜くことができる構造になっていました。

屋上への螺旋階段

こちらは屋上への螺旋階段です。
以前は人数制限を加えて登れたみたいですが、今は登れません。
残念ながら屋上庭園は見れませんでした。



14.7.26 山口県 唐戸

改めて外観です。

14.7.26 山口県 唐戸

館内に展示されていた昭和40年のカラー画像です。


2014年7月27日日曜日

松本の食堂街

松本市大手付近で偶然見つけた食堂です。
細い路地に面して何軒もの食堂が並んでおり、そのどれもが昭和の香りいっぱいでした。

14.7.19 長野県 松本

その中でも一番目を引いたのがこちら『金万食堂』です。
正面のファザードが独特で、只者では無い雰囲気を醸し出しています。
こちらは正面左側です。
こちら側は木に半ば覆われてしまっています。
この木が有るか無いかで雰囲気が随分変わってきます。


14.7.19 長野県 松本

建物左側から。

14.7.19 長野県 松本

建物左側にはいかにもな路地がありました。
上の看板が実に良い感じで、暫しここでフリーズしてしまいました。

14.7.19 長野県 松本

こちらはその路地から見た風景です。
何とも言えない雰囲気ですね。
例の建物も側面は期待とおり(?)の、しっかり安普請です。

14.7.19 長野県 松本

ちょっとアップにしてみました。
このような路地の照明も取り付け方が千差万別で面白いです。

14.7.19 長野県 松本

看板一番上のアサヒビールの看板が良いですね。

14.7.19 長野県 松本

この食堂の部分を少し引いて見た光景です。
径の反対側のなかなかレトロな食堂です。


14.7.19 長野県 松本

こちらも結構なシロモノです。

2014年7月25日金曜日

弘明寺の不動産屋さん

弘明寺駅前の狭い通りで時間が止まったような不動産屋さんが残っていました。

03.3.30 神奈川県 弘明寺

民家に毛が生えたような不動産屋さん。
昭和30年代の映画のセットに出てきそうな建物です。


03.3.30 神奈川県 弘明寺

この時点では少なくとも現役の不動産屋さんだったようです。
ちゃんと物件案内が出ていました。

03.3.30 神奈川県 弘明寺

今も健在なのでしょうか?


2014年7月23日水曜日

根岸の写真館

台東区根岸の街並みに見過ごしてしまいそうな写真館がありました。

14.7.21 台東区 根岸

以前も通ったことのある場所なのに、何故か見過ごしていました。
スクラッチタイル貼りのかなり年季の入った建物でした。


2014年7月20日日曜日

四万温泉 積善館

四万温泉を象徴する温泉旅館、積善館本館です。
色々な雑誌でも取り上げられているこちらの旅館に漸く宿泊出来た時の画像から何枚か紹介したいと思います。

『元禄4年に建てられ、日本最古の木造湯宿建築と伝えられています。群馬県の指定文化財にも登録されている歴史的価値の高い当館は昔ながらの湯宿建築の雰囲気を今もなお色濃く残す希少な温泉宿です。』

積善館HPより。

06.6.25 群馬県 四万温泉

積善館正面です。
旅館は川を挟んだ対岸にあります。
この立地も良いですね。

06.6.24 群馬県 四万温泉

正面玄関です。
こちらの二階建ての建物が一番古い建築物とのことです。

06.6.24 群馬県 四万温泉

帳場です。
改修を重ねていますが、綺麗な状態を保っています。

06.6.24 群馬県 四万温泉

館内の眺め。


06.6.24 群馬県 四万温泉

こちらは宿泊した客室からの眺めです。

06.6.24 群馬県 四万温泉

いろいろなメディアで取り上げられている洋風の浴場『元禄の湯』。
昭和5年の建築だそうです。


2014年7月16日水曜日

滑川の街から

富山県、滑川の街には古い建物が結構な数で残っていました。
本日はその中から何カットかご紹介です。

03.4.19 富山県滑川

和洋が混ざったような渋い公民館。

03.4.19 富山県滑川

川沿い建つ民家。
このシチュエーション、フォトジェニックでした。

03.4.19 富山県滑川
近づくとなかなか立派な建物でした。

2014年7月14日月曜日

根津の『はん亭』

根岸の『はん亭』に先日行ってきました。

14.7.5 文京区 根津

入口も良い雰囲気です。

パンフレット

『はん亭』のパンフレットです。
このお店は以前から知っていましたが、もともとの料理屋さんかと思っていました。
しかしながら、こちらの建物はもともと大正六年ごろ建てられた商家でした。
その後この建物は運送会社の独身寮になっており、外観もかなりくたびれていたそうです。
その建物をたまたま上野で串揚げ屋を開いていた先代が発見して、購入したとのことです。
購入前に構造を建築士に確認して、しっかっりした造りで今後も十分店舗として使用に耐えられることが確認されて串揚げ屋さんをこちらに移動してきたそうです。

14.7.5 文京区 根津

細かいところまで気が配られています。

14.7.5 文京区 根津

三階建ての外観。
戦後は建築基準法改正で建てられなくなった木造三階建て、都内での残存物件は希少です。
こちらの建物は登録有形文化財になっています。


店内の様子


入口入って正面のテーブル席。
現在、一階を椅子席、二~三階や蔵の中を座り席として使用されています。
二~三階の窓越しに裏通りが見下ろせ、下町風情が味わえます。

店内の様子
店内に蔵があります。
この中は8名程度の椅子席になっていました。

昼食メニュー

昼食メニューです。
お任せ串揚げ8点に新鮮野菜、ご飯類に味噌汁のセットです。


お店の模型

帳場前にある店舗の模型です。
道路拡張で一部建物が削られる前の姿を再現しています。


14.7.5 文京区 根津

食べ物も建物も美味しく頂けました。

2014年7月11日金曜日

夕焼け小焼けの郵便局

陣馬街道を八王子から走ってゆくと夕焼け小焼けの里という場所があります。
バス停名も「夕焼小焼」だったと思います。


90.11.23 東京都 上恩方

西東京バスの夕焼け小焼け号と顔を合わせた郵便局。


90.11.23 東京都 上恩方

秋も深くなってきた頃でした。

87.4.12 東京都 上恩方

そこのバス停前に建つのは1938年築の上恩方郵便局。


87.4.12 東京都 上恩方

バックビューです。
後ろの二階部分の窓の造りも面白いです。

2014年7月6日日曜日

滑川の自転車やさん

富山県滑川の古い町並みで見つけた渋い自転車屋さんです。

03.4.19 富山県滑川

変則の交差点に建つ自転屋さん。

03.4.19 富山県滑川

右側から店舗部分をアップで見てみます。
屋根の看板が大変アクセントになっています。

03.4.19 富山県滑川

辛うじて見える建物背面。
完全に三角形をした建物です。

03.4.19 富山県滑川

向かい側の建物、家並みも良い感じでした。