全国の懐かしい町並みを見て歩いてかれこれ30年近くになりました。 その時の街並み紀行とあわせて、主に余り著名でないB級以下の建物やバスをはじめとした懐かしい車たちを色々な角度から見た画像なども紹介したいと思っています。 建物の模型等を作られる方の参考になればブログ主としては大変幸せに思います。

2014年11月28日金曜日

横須賀の新井屋旅館

横須賀の汐入付近で出会った新井屋旅館は大変立派な建物でした。

89.2.19 神奈川県 横須賀

こちらがその新井屋旅館の外観です。
横須賀の海を前にしたこの場所で数々のドラマが演じられたであろう旅館です。
しかしながら、こちらの旅館についての過去の経緯は、調べてみたものの現時点では殆んど見いだせません。


89.2.19 神奈川県 横須賀

玄関は立派な唐破風の造りでした。

89.2.19 神奈川県 横須賀

海岸の歩道橋から見た全景。

2014年11月24日月曜日

京成沿線休日の建物プチハイク

三連休の中日、京成電車に乗ってプチハイクに行ってきました。
何故京成沿線?
と言えば!

14.11.23 京成上野

そうです、株主優待切符を京成電車ももらっていたのです。
しかしながら、優待切符は片道だし、成田まで行くと帰りが高い(ケチッ)。
そこで考えたのが、都営地下鉄のワンデーパスと組み合わせてお安く京成電車を楽しむコースを考えました。
そこで、沿線の洋館がいくつか散在する市川真間付近を散策することにしました。
上野御徒町から徒歩で京成上野駅に到着。
目的の洋館には市川真間駅よりひとつ手前の国府台駅の方が近いようなので、こちらで下車しました。
実はこの国府台、ずいぶん昔に一回だけ撮りに来たことがあります。

 87.3.3 千葉県 国府台

この当時の付近の道路はこんな昔ながらの光景が残っていました。


87.3.3 千葉県 国府台

その道を走る京成バスもこんな古いバスが走っていました。
このスタイルのバスは既に都内近郊ではここ京成バスでしか見られない最古参車でした。


14.11.23 千葉県 国府台

現在に戻ります。
そのバスが走っていた道路を歩いて国府台の高台に向かいます。
この高台には木内家が所有したお屋敷が残っています。

14.11.23 千葉県 国府台

こちらが木内ギャラリーです。
明治から大正にかけて建てられた和洋折衷の洋館が現在市に寄贈されてギャラリーとして活用されています。
まずは先ほどの坂を登ったエントランスから最初に見える建物全景です。
鬱蒼とした樹樹に邪魔されて全貌は拝めません。


14.11.23 千葉県 国府台

こちらは建物右側から見た全景です。
玄関部分の上部に塔屋があります。


14.11.23 千葉県 国府台

道路に面した裏側です。
左手がのっぺらぼうなのはこちら側に和館が繋がっていたためです。


14.11.23 千葉県 国府台

こちらのサイドが一番建物の雰囲気を概観出来るアングルになっています。

14.11.23 千葉県 真間

木内ギャラリーから高台を下ると手児奈霊神堂に着きました。

14.11.23 千葉県 真間

そしてその前の道には歴史上有名な場所があります。
こちらは万葉集にも登場している真間の継橋です。
既に川は枯れて橋のみが残っています。


14.11.23 千葉県 真間

真間の継橋のある大門通りを市川駅方向に歩いてゆくと、このような渋い理容室が見えてきました。

14.11.23 千葉県 真間
右側です。
側面には細い上げ下げ窓が4連あり、以前は洒落た建物であったのでしょう。

14.11.23 千葉県 真間

しかしながら、裏側はこんな様子でほぼバラック状態です。
いつ解体されてもおかしくないような状況でした。

 14.11.23 国府台ー市川真間

その継橋のある大門通りを更に歩いていくとギリギリ京成の踏切にぶつかります。
このギリギリ感は電車は別にして良い風景です。

14.11.23 千葉県 真間


踏切を渡って次の目的地に移動します。
こちらは登録有形文化財にに登録されたいちかわ西洋館倶楽部です。
昭和初めの建築だそうです。

14.11.23 千葉県 真間

玄関の様子です。
各部共になかなか凝っています。

14.11.23 千葉県 真間

エントランス部分を脇から見ます。

14.11.23 千葉県 真間

右側面です。

14.11.23 千葉県 真間

背面です。
かつてはこの右手に和館も建っていたようです。


14.11.23 千葉県 真間

こちらは市川真間駅ホームから見える西洋館に向かいます。
この建物は現在は個人所有の住宅ですが、昭和4年建築の京成電鉄社員倶楽部であったそうです。

14.11.23 千葉県 真間
背面です。


14.11.23 千葉県 真間

駅の南側にはこんな料亭も健在でした。

14.11.23 市川真間

市川真間の駅に到着です。
何とも味わいの無い駅なのでしょう・・・。

14.11.23 市川真間

まったりとした昼下がりのホームの光景。
この人気の少ないまったりさは京成独特ですね。


 14.11.23 千葉県 鬼越ー八幡

線路沿いに建つ古い住宅。
歴史のある建物が松並木の中に点在するのは、他では余り見ることができない光景です。

ヒトリ・・・カンパイ!イエイ!

市川真間も鬼越も駅周辺にこれと言った食べ物屋さんが発見できず、結局本八幡で某チェーン店に入って昼食。
一人でカンパイです。
出てきた豚骨ラーメン、チャーハン、餃子、全てが不味かったのには閉口しました・・・・。


 14.11.23 本八幡

遅めの昼食後は京成電車とお別れ。
千葉にある都営線・本八幡から自宅へと帰りました。

2014年11月22日土曜日

松本の気になる建物

松本市の中心部に近い大手付近にある気になる食堂(こちら⇒松本の食堂街)を以前紹介しましたが、その付近には洋館を含めてまだ気になる建物が散在していました。
本日はその中から数件をご紹介します。
場所は大通りから一筋奥に入った松本市大手4丁目付近です。

14.7.19 長野県 松本

こちらの金月堂は各部分の造作に工夫が凝らされており普通の建物とはひと味もふた味も異なります。
恐らくは過去の料亭ではないか?と思って調べたらおせんべい屋さんであったようです。
今は閉業しているみたいです。

14.7.19 長野県 松本

コーナー部分が切り取られてそこに屋号が書かれています。
切り取られた部分の屋根の収まりが興味深いです。

14.7.19 長野県 松本

側面の妻部分にも金色の半月=金月のデザインが彫り込まれています。

14.7.19 長野県 松本

その金月堂のある角の脇の小路の左右には食堂や仕出し屋ふうの建物が並んでいます。

14.7.19 長野県 松本

こちらは金月堂の隣の食堂。
地元の人にも観光客にも人気のある食堂だそうです。
まだ営業前でしたが、入って見たいお店でした。


2014年11月20日木曜日

駅前シネマ

金沢駅付近で偶然出会った『駅前シネマ』。

14.11.8 石川県 金沢

駅から徒歩数分、本日のランチのお店をぐるナビで検索、そのお店を探している時にこの細い路地に偶然迷い込みました。


14.11.8 石川県 金沢

こんな路地に『駅前シネマ』はありました。
立地は全然『駅前』ではないうらぶれた所にあるのも、それらしいです。

14.11.8 石川県 金沢

いかにもな雰囲気の映画館。
このような成人映画館は全国的にも凋落がとまりません。

14.11.8 石川県 金沢

お正月企画も既に案内中。


14.11.8 石川県 金沢

2014年11月16日日曜日

倉敷、夜景色

昼間は多くの観光客でごった返す倉敷の風致地区。
全国区の有名観光地ですので、当然なことです。
そんな倉敷の風致地区も夜になれば全く別の表情を見せてくれます。
その様子を見たくて倉敷で、一泊しました。


83.3.10 岡山県 倉敷

有名な美観地区の光景です。

83.3.10 岡山県 倉敷

静かな時間が流れます。

83.3.10 岡山県 倉敷

83.3.10 岡山県 倉敷



83.3.10 岡山県 倉敷

人の気配のない夜の街並み。
どこか旅情を誘います。

83.3.10 岡山県 倉敷

洋風の味わいのある中国銀行倉敷の支店です。

2014年11月15日土曜日

富山駅前のシネマ食堂街

深夜バスで到着した早朝の富山駅前で偶然発見した食堂街。
まさに昭和の雰囲気がなんとも言えませんでした。


14.11.7 富山

駅前通りに掲げられている食堂街入口看板。


14.11.7 富山

入口を入って左側に展開する食堂街。
でも、食堂街というよりは飲み屋街の雰囲気です。

14.11.7 富山

こちらはおでん屋さん。
営業時間に来たかったです。


14.11.7 富山

小さなお店がたくさん軒を連ねています。

14.11.7 富山

入口を入って奥にはお稲荷さんがあります。

14.11.7 富山
静寂の中で光る白熱灯が印象的でした。


14.11.7 富山
お稲荷さんの脇の路地。
雪が降っていたら正に演歌の世界です。

14.11.7 富山

路地を通り抜けると反対側の通りに出られます。
このような食堂街に多いパターンですね。


14.11.7 富山
時間は早朝の6時前。
深夜営業の中華料理屋さんが閉店準備をしていました。